植物工場&生田連携センター見学

日  時 : 2017年9月26日(火)14時

場  所 : 明治大学生田校舎

参 加 者  : 永田二夫、小山興一、田口広保、小川紳夫、向井淳

       淀静香、淀義明、坂口隼一

       小山友人4名、坂口友人2名

       合計14名

青年部副部長

今回の幹事 坂口隼一

 

 平成29年9月26日,母校生田キャンパスに配置されている「植物工場基盤技術研究センター」と,「地域産学連携研究センター(生田連携センター)」を当支部校友会関係者14人で見学してきました。

 植物工場基盤技術センターにおいては,工場内にあるLED照明を使用し無農薬で育てることができる野菜の安定的な供給や開発を研究している拠点であり,担当されている講師とセンター長から施設概要について説明を受けた後,同施設で収穫されたバジルやサニーレタス,ディル,ムラサキ小松菜等の野菜や香草の試食を体験することができました。どの野菜も新鮮で味が良く,早期の安定供給の実現を期待したいと感じました。今後のセンターの目標としては,色のつく野菜の育成方法の確立や観葉植物への応用,大学オリジナルの野菜の開発等のお話があり,非常に印象的でした。続いて,生田連携センターに移動し,施設と設置設備の説明を受けました。こちらの施設では,地域住民の方々が利用できる会議室の見学や, インキュベーションを目的としたテクノロジーインキュベーション室の貸出,学内や神奈川県域その他の中小企業者向けに利用開放されている3Dプリンタや電子顕微鏡,X線回折装置等の取扱説明等について説明を受けました。特に3Dプリンタについては,細かい部品等も再現することが可能で,その完成品の精度の高さに参加者一同,感銘を受けていました。

 普段触れる機会の少ない施設や研究設備を目の当たりにし,また実際に触れることができ,改めて様々な分野において母校の研究成果や技術が社会の役に立っていることを実感することができました。見学終了後は,生田駅前において懇親会を実施し,30代から70代の幅広い年齢層の校友と交流を深め,帰途につきました。

 最後に,平日の多忙な時間帯に貴重なお時間をいただきました,明治大学生田キャンパス関係者の方々と,御参加いただきました皆様に感謝申し上げます。今後も,継続的にこのような企画が開催できるようになれば幸いです。

 

※写真をクリックすると拡大されます。(撮影:永田、坂口友人)