寸又峡の絶景「夢の吊橋」と紅葉

コメント:小山與一

 

家族ハイキングの「寸又峡の夢の吊橋とエメラルドグリーンの絶景」に参加した。

11月20日(水)は前日迄の不順な天候を払拭するかのような素晴らしい天気になった。

町田バスターミナルを8時に出発したバスは町田駿台会のメンバー18名を含め50名を乗せて「東名・横浜町田IC」から一気に「第2東名高速道路 島田・金谷IC」まで走り、それから一般道を北上、大井町鉄道の「千頭駅」に到着。

ここで路線バスに乗り換え、寸又峡まで40分、細い山道を揺られ、第3駐車場に着いた。ここから20分程歩くと峡谷に降りて行き、吊橋に至る階段の坂があり、いよいよ「夢の吊橋」だ。

平日で観光客は少ない方だと言うが吊橋を渡るのに結構待たされた。10人ずつ揺れる橋を細いワイヤ―ロープに捉まりながら恐る恐る渡った。90mほどの板張りの橋だが8m下の大間ダムの水面は本当にコバルトグリーンの美しい色を見せてくれた。

事前の添乗員の説明が効いたのか駿台会では3名、バス全体でも吊橋を渡ったのは少なかったようだ。

橋を渡り切ると眼前に切り立った崖が迫ってくるような感じで葛折りになった階段を見せている。

上って行くと段の幅が一様でなく、自然石を利用した段もあり、足の上げ幅変わって、これは大変だと思ったが約400段戻るわけにも行かず、途中で休んでいる人を横目に何とか上り切り展望台へ向った。展望台からの戻りは下り坂で楽だったが飛龍橋から見る景色は正に圧巻だった。

全3時間という自由時間は寸又峡の景観と吊橋を経験するのには十分の時間であった。

往復10時間余りの移動時間を取った日帰りバス旅行にも皆、満足した楽しい旅行であったと思う。

夜9時頃町田へ帰り着いたバスの中でも「楽しかったネ」という声が駿台会だけでなく、バス全体で聞こえてきたのはその証左であろうと思った。

バス関係者及び駿台会の世話人のご努力に感謝しつつ無事故に終わった旅行会に、良かったと思いながら帰宅した。

※写真をクリックすると拡大されます。(撮影:永田二夫)